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“保存料”は危険なのか?
食品の保存性を高めるために使用される「保存料」。
私たちの食生活の中でよく目にする存在ですが、その安全性や影響については、いまだに多くの疑問があります。
この記事では、保存料の基礎知識から代表例、避けたい成分、海外での規制状況、そして安全な商品選びのコツまでを分かりやすく解説します。
保存料とは?
保存料とは、食品の腐敗を防ぎ、保存期間を延ばすために使用される添加物の一種です。
主に、微生物(カビや細菌)の増殖を抑える働きがあります。
✅ お弁当や惣菜、パン、漬物、ジャム、清涼飲料水など幅広い食品に使われています。
代表的な保存料とその特徴
以下に、一般的によく使用されている保存料をまとめました。
保存料名 | 主な用途 | 特徴・注意点 |
---|---|---|
ソルビン酸 | 清涼飲料水・漬物など | 比較的安全だが大量摂取は避けたい |
安息香酸 | ジュース・調味料 | ビタミンCと反応すると発がん性物質(ベンゼン)が生成される可能性 |
しらこたん白抽出物 | 漬物・ソーセージ | 天然由来の保存料で比較的安心 |
パラオキシ安息香酸(パラベン) | お菓子・ジャム・調味料 | ホルモンかく乱物質として懸念される |
保存料はすべて危険なの?
すべての保存料が危険というわけではありません。
厚生労働省の審査を経て、安全性が確認された量のみが使用されています。
👉 ただし、「微量なら安全」でも、加工食品を頻繁に食べることで“積み重ねリスク”が生じることがあります。
✅ 安全性の目安となる「ADI(許容一日摂取量)」の範囲内で使われていれば問題ありません。
特に避けたい保存料の例
以下の保存料は、できるだけ避けたいとされるものです。
- 安息香酸ナトリウム:ビタミンCと混ざると有害物質ベンゼンが生成される可能性あり
- パラベン(パラオキシ安息香酸エステル):ホルモンかく乱作用の報告があり、EUでは規制強化の動き
⚠️ 表示ラベルでは「保存料(パラオキシ安息香酸エステル)」のように記載されています。
海外での保存料の規制状況
保存料に対する規制は国によって異なります。
保存料名 | 日本 | 海外 |
---|---|---|
安息香酸ナトリウム | 使用可 | 米国・EUでは使用基準を厳格に管理 |
パラベン | 使用可 | EUではベビー食品などに使用禁止 |
ソルビン酸 | 使用可 | EUで使用基準あり(ADI設定) |
👉 海外で使用制限があるからといって日本で危険とは限りませんが、判断材料にはなります。
“無添加”表示でも安心できる?
「保存料無添加」と書かれていても、他の添加物が入っている場合があります。
✅ 「完全無添加」ではなく、「特定の保存料を使っていない」だけのことも。
🔍 ラベル表示をしっかり確認する習慣をつけましょう。
安心な商品を選ぶために
保存料が気になる方は、次のポイントを意識しましょう。
- ✅ 原材料がシンプルなものを選ぶ
- ✅ 「保存料不使用」「無添加」表記を参考に
- ✅ 冷蔵保存や小分けパックの商品を選ぶ
- ✅ 地元生産・直売などの加工度の低い商品を探す
おすすめブランド
マクロビオティックの考え方や体験、そして自信を持って選び抜いた高い品質の商品をお届けしている「オーサワジャパン」の商品は、無添加志向の方におすすめ。
この会社は、健康を守り環境にもやさしい、素材の豊かな味わいを楽しむことを大切にしています。
まとめ
- 保存料は食品の安全性を保つ重要な役割がある
- 一部の保存料には注意が必要だが、すべてが危険ではない
- 摂取量のコントロールと商品選びが重要
- 信頼できるブランドを選ぶことで、安心な食生活に近づける